独自アプリとチャットボット
2018年2月19日
少し前の記事ですが、こんなものを見かけました。
LINE@のAPIを使った新サービス始動近隣店舗でコンタクトレンズの在庫検索と取り置きが可能に
LINE@を使って自分のコンタクトの度数を登録しておくと、必要な時に近くの在庫有り店舗をLINE@で教えてくれる、というサービスです。
数年前までは、こういったサービスは独自アプリを作って展開することが多かったのですが、最近ではこういった簡易的なサービスはLINE@で作ってしまうケースも増えてきました。
少し前にご紹介したものでは、チャットでできるゲームもありました。
LINE@やFacebookメッセンジャーを使ったチャットボットでサービスを作ることによる一番大きな利点は、新規にアプリをインストールする必要がない、というものです。
LINE@の場合は友達追加をする必要はありますが、それでもアプリをインストールするよりは遥かに手間が少なかったり心理的ハードルが低く、「とりあえずやってみよう」という心理へ誘導しやすいです。
その一方で、やはりチャットボットはインターフェース的な制約やプラットフォームによる機能の制約も大きいので、独自アプリが必要なくなるというわけではなく、それぞれに適したサービスを提供してお客様とのコミュニケーションを重ねていくことが大事です。
またそれ以外にも、先日ご提案した際には「うちはやっぱり自社アプリでやりたい。他社に乗っかりたくない。」とおっしゃる経営者の方もいらっしゃいました。
もちろんそういった矜持も企業経営には大事な面はありますが、せっかく色々なことができる状況があるので、費用面や得られる効果、LTVやカスタマージャーニーといった顧客接点から見た位置づけなども含めてご検討されるのが良いかなと思います。
なお、ITオーエン合同会社ではフリーワード入力からAIをバリバリに活用したチャットボットよりも、上記の例にあるようなある程度簡易な条件判定で応対するチャットボットの方が現段階ではユーザーの抵抗が少なく利用しやすいのではと考え、そういった導入のお手伝いもしております。
チャットボットを導入してみたいとお考えの方はこちらよりお問い合わせください。