UiPathを使ったロボット作成(RPA)をしてみています
2019年5月28日
このブログでもRPAについては何度か書いていますが、最近は嬉しいことにご依頼を頂くこともあり、実際にロボットを作ってみています。
いま使っているのはUiPath(ユーアイパス)というもので、2019年5月現在、年商約5億円(500万ドル)以下の企業かつ端末台数や人数が250以下の組織であれば無料で使えます。
この条件は、昨年6月くらいまでは約1億円(100万ドル)が上限だったのですが、約5億円になったことで導入できる企業がかなり増えた印象があります。
なお、この条件はけっこうよく変わるので、公式サイトで定期的に確認した方がよさそうです。
UiPathダウンロード時に一緒にダウンロードできるガイドブックには、サンプルが載っています。
Excelに入っているデータをwebサイトに入力していき、そこで登録されたデータのIDを再度Excelに戻して記録する、というものです。
これだけでも実務を行っている人には「自分だったらこの業務でこう使えそう!」と想像がわくようです。
今回作っているのは、Excelに入っている外貨データを、当日のレートを取得してきて計算する、というものです。
このブログに動画まで載せられるとよかったのですが、まだ載せるようにカスタマイズしたものが作れておらず、録画方法もちゃんと調べられていないので、また後日改めて動画を載せたいと思います。
画面上で勝手にセルが埋まっていくのを眺めるのは、なかなか面白いです。
実は今回の案件では、RPA導入だけでなく、その前提としてExcelの改修もしています。
その前段として、業務の進め方も一部変えて頂いています。
また、実際にロボットを作成する際には、やはりプログラミングの知識があると進めやすいなと実感しました。
たとえば、このデータをループしてここと値を比較して一致したらここの値を入れて・・・といったイメージがわくと作りやすいです。
また、こういうところでこういうエラーが起こりそうだから先回りしてエラーハンドリング入れておこう、といったものもあります。
RPA導入は、やろうと思えば導入先企業が自分たちだけでもできると思います。
しかし、より効果を上げたい、よりメンテナンス性を上げたい場合には、やはり我々のようなサポート役がいた方が効果的です。
また、RPAだけでなく、それこそExcelを改良したり、何かをAPIで取得するだけでも業務効率化が図れることは大いにあり得ます。
業務効率化をしたい企業様、ぜひ一度ご相談ください。